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CONTENTS01 すごいぞ献血!

知っているようで知らない献血の話

01 はじめに

今日は、体の中からみなさんへ、知っているようで意外と知らない『献血について』私たちが解説できればと思います。白血球さん!一緒に頑張りましょうね!

俺たちのセカイを守るために、『献血』は大事なことだからな。これも重要な仕事だな。

え~と、まずは献血者数についてお話させていただきますね!
2008年、10~30代の献血者数は約284万人だったそうです。ですが、 10年後の2017年になると、10~30代の献血者数は約186万人・・・。なんと、この10年間で35%も減少していることになります。

なんだと・・・!?
それは大変だな・・・・。
日本の献血可能な10~30代(16~39歳)の人口は、約3,280万人※1(2015年時点)と言われているが、今後ますます少子化が進み、2020年には3,083万人(※2)、2030年には2,781万人(※3)と、著しく減少していくことが予想されてるそうだ。

献血可能な人工の推移

出典 ※1「平成27年国勢調査」
※2、※3「日本の将来推計人口(平成29年推計)」(国立社会保障 人口問題研究所)

献血にご協力してくださる若い世代の人口が減る一方で、輸血を必要とする高齢者の方の割合はますます増えることから、血液を安定的に供給するためには、今まで以上に、皆さんからの献血へのご協力をいただく必要があります!

現在、1日平均約3,000人が輸血を受けているそうだ。
病気などで、輸血を必要とする方の数は年々増加しているからと言われている。
輸血は、場合によっては何リットルも必要となるため、年間で、約505万本の血液製剤が医療機関に供給されている。

1日平均の輸血数と年間の血液製剤数

す、すごい数ですね・・・・!
以前わたしたちのところにも別の赤血球さんが応援にきてくれましたね!

ああ、あの赤血球たちにはとても助けられたな。感謝している。

02 なぜいつも献血をおねがいしているのですか?

たくさんの方が輸血を必要としているということはさっきのお話に出てきましたよね!
ですが、それだけが理由ではありません!
それは『血液』に有効期間があるから・・・!こちらをごらんください!

血液の有効期限

なので、血液は長期保存ができません!

む、また短期間に何度も献血をして頂くことはできないんだな。
例えば、もし仮に皆さんが400mL全血献血をした場合、次に400mL全血献血をできるのは、男性では12週間後(約3ヶ月後)、女性では16週間後(約4ヶ月後)となるそうだ。
つまり、同じ人が何度も短期間に献血へ協力することができないから、1人でも多くの方が献血に協力してくれると、俺たちのセカイも安心だな。

そうですね、白血球さん!あれ、こちらに誰かやってきますね・・・!

赤血球のおねえちゃん、白血球のおにいさん!
わたしも『献血』について一緒にお勉強しにきました!わたしも解説のお仕事がんばります!
え~と、現在、血液は安定的に供給できています!しかし、外出がためらわれる雨の日や、年末年始を含む冬季、ゴールデンウィーク期間などは献血にご協力いただく方の数がガクンと落ち込みます。
なので、安定的に血液を供給するためには、一人ひとりの方に継続的に献血に協力していただくことがとても大切なのです!

血小板ちゃん!ありがとう~!天気や大型連休などでも影響が出るんだね・・・。
献血に継続的に協力してもらのは大変なことなんだな~。

そうだな、だが想像してほしい。
もし、いまこの解説を読んでくれているみなさんの大切な人に輸血が必要になったとき・・・・

例えば、あなたのお父さんやお母さんが重い病気になり、たくさんの輸血が必要になったとき。将来、あなたのお子さんが、病気、事故や怪我で輸血が必要になったとき。 そんなとき、輸血用の血液が足りず、あなたの大切な人の命が、助かるはずの命が助からなくなってしまうことがあるかもしれない。だが、みんなが献血に協力すると、わずか40分で助かる命があるんだ。

10代、20代のみなさんに、献血をしない理由を聞いてみたところ、その答えの上位は「針が痛い」「注射が怖い」「時間がかかりそう」の3つだそうです。
確かに、痛いと思ってしまうと怖いですよね・・・!

実際、献血にかかる時間は受付から採血後の休憩までで400mL献血でおよそ40分。
だが、実際に針をさしている時間は10分から15分程度だそうだ。
(※成分献血は採血量に応じて40分から90分程度。となります)

献血でかかる時間と実際に針をさす時間の割合

献血にご協力頂く際、チクッとした痛みはありますが、誰かの命をつなぐために、ほんのちょっとだけ勇気を出してみませんか?

せーのっ、今まで献血をしたことがなかったというみなさんへ!
献血ルームや献血バスを見かけたら、ほんのちょっとの勇気を出して、足を運んでみてください。
もし事情があって、献血できないあなたへ。 献血のことを、お友達や知り合いの人と話してみるだけでも、誰かの命を助けるきっかけになります。あなたには人の命を助ける力があります。みなさん一人一人がだれかの物語をつなぐことができます!献血へのご協力をお待ちしています。